朝の函館湾、青函連絡船・摩周丸の隣に白い船体が横付けされる若松ふ頭から、歩きと路面電車で届く範囲に、港と坂と海峡へ向く宿を編集部は5軒選んだ。北海道開発局の資料によれば、2025年の函館港へのクルーズ船寄港は75回で過去最多。下船した乗客の多くは徒歩で朝市や赤レンガ倉庫へ向かい、岸壁が駅に近いぶん路面電車での市内周遊もしやすい。誰がどの宿に泊まったかを示す公開統計はないため、本稿は「船客が選ぶ宿」を断定せず、船が着く地点からの動線と、窓や湯船が向く方角だけを物差しにした。船旅の前後に一泊を足す人にも、同じ道筋を陸からたどる人にも使える読み方です。

# ホテル エリア 客室 目安価格 1行特徴
1 HOTEL&SPA センチュリーマリーナ函館 大手町・若松ふ頭前 317 ¥25–¥36k クルーズターミナルから歩いて5分ほど、最上階に港を見渡す天然温泉
2 湯の川プリンスホテル渚亭 湯の川温泉 190 ¥20–¥26k 露天風呂付き客室120室、うち92室が津軽海峡側に開く
3 ラビスタ函館ベイ 豊川町・赤レンガ倉庫前 335 ¥21–¥32k 赤レンガ倉庫まで徒歩約1分、13階屋上に4種の露天
4 函館国際ホテル 大手町・市役所前 435 ¥14–¥22k 3棟435室、本館13階に展望の天然温泉、西館8階にスカイラウンジ
5 ホテルエノエ函館 宝来町・函館山の麓 136 ¥8–¥12k 宝来町電停から徒歩約3分、9階以上で海峡か函館湾を望む
↕︎ 地図右下の角をドラッグすると高さを調整できます


※ 目安価格は公開販売価格の集計に基づく参考値で、実際の予約料金とは異なります。1泊2名利用時の1室あたり料金(税込)です。各日の最安プランを基準にしているため、素泊まりや朝食のみの設定が含まれます。

1. HOTEL&SPA センチュリーマリーナ函館 — 大手町・若松ふ頭前

船が着く岸壁から歩いて5分ほど。15階の露天の縁に函館山と港が並ぶ、動線の起点に置きたい一軒。

317室、大規模のスパ併設ホテル。

目安価格 ¥25,000–¥36,000 / 泊 (2名1室・通常期)


HOTEL&SPA センチュリーマリーナ函館 — 函館市大手町 · 函館山側の高層階客室、窓の外に山裾の町並みと函館港の水面
PHOTO: HOTEL&SPA センチュリーマリーナ函館 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

若松ふ頭に最も近い温泉付きホテルとして、編集部はこの一軒を起点に据えました。理由は三つあります。第一に、JR函館駅から徒歩5分、函館朝市から徒歩2分という公式案内どおりの近さ。第二に、14階と15階を使った天然温泉のスパで、露天の縁の先に函館山と港が入ること。第三に、客室が20.5㎡から98㎡まで20タイプあり、2025年に増築されたレジデンスフロアが連泊の受け皿になっていることです。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、この宿では食事、とりわけ朝食ビュッフェへの言及が最も厚く、次いで露天風呂と大浴場、客室の清潔さが続きます。駅からの近さを挙げる声も一定数あり、到着日と出発日の動きやすさが評価の土台になっていると読めます。一方で客室の眺めへの言及は湯や食事ほど多くなく、景色は客室よりも最上階の湯で受け取る宿、という傾向が見て取れます。

向く人 / 向かない人

  • 向く: 船や列車の前後に1〜2泊を足す旅程、湯と朝食を滞在の中心に置く二人旅、愛犬と泊まる旅(専用客室あり)
  • 向かない: 客室の窓いっぱいに海を望みたい人(公式は函館山側か市街地側の客室と案内)、静かな小規模宿を求める人(317室)、送迎を前提にした旅程(送迎なし)

具体情報

  • 最寄り駅: JR函館駅から徒歩 5 分、函館朝市から徒歩 2 分(公式案内)。函館クルーズターミナルからは経路距離で約 400m
  • 客室サイズ: 20.5〜98 ㎡(全20タイプ・全室禁煙)
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
  • 温泉: 14階に内湯、15階に天空露天風呂とインフィニティスパ。泉質はナトリウム−塩化物強塩泉
  • 食事: 朝食ビュッフェ、夕食は館内の炭火料理店3店
  • 駐車場: 敷地内屋外 113 台、1泊1台 1,000円(税込)
  • 空港から: 連絡バス約 30 分「開港通り入口」下車、徒歩 5 分
  • 言語: 公式サイトは日・英・中(簡体・繁体)


2. 湯の川プリンスホテル渚亭 — 湯の川温泉

津軽海峡の波打ち際に、露天風呂付きの客室が120室。海を客室の湯で受け取るための一軒です。

190室、海辺の温泉ホテル。

目安価格 ¥20,000–¥26,000 / 泊 (2名1室・通常期)


湯の川プリンスホテル渚亭 — 函館市湯川町 · 津軽海峡に面した露天風呂、日没後の水平線と湯面
PHOTO: 湯の川プリンスホテル渚亭 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

港の眺めではなく外海そのものに向く宿として、編集部が推したい一軒です。公式によれば温泉露天風呂付き客室は120室で、海側が92室、街側が28室。湯は差し水をしない源泉100%で、露天の湯面と客室の床の高さをそろえた設計(檜風呂の18室を除く)が、湯に浸かった目線をそのまま水平線へ送ります。函館空港からタクシーで約5分という近さも、船の前後に一泊を足す旅程に合います。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、客室の露天風呂に触れる声が最も厚く、海辺の立地と客室からの眺めへの言及がそれに続きます。食事と朝食ビュッフェにも一定の言及が集まり、湯と眺めと食の三つで評価が組み上がっている宿と読めます。駅や観光地への近さを挙げる声は相対的に少なく、街歩きの拠点というより、宿で過ごす時間に重心を置く滞在に向く傾向が見て取れます。

向く人 / 向かない人

  • 向く: 客室の湯から海を眺めて過ごす二人旅、空港の発着前後に一泊を置く旅程、漁火や夕暮れの時間を宿で待ちたい人
  • 向かない: 元町やベイエリアを歩き回る旅程(函館駅から市電で約30分+徒歩10分)、ペット連れ(盲導犬以外は不可)、送迎を前提にした移動(送迎なし)

具体情報

  • アクセス: 函館空港からタクシー約 5 分。函館駅からバス約 15 分+徒歩 1 分、市電は約 30 分+湯の川温泉電停から徒歩 10 分(公式案内)
  • 客室数: 190 室、うち温泉露天風呂付き 120 室(海側 92・街側 28)
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00(自動チェックイン機で到着時に精算)
  • 温泉: 源泉100%・差し水なし。男女大浴場、露天風呂、ひのき風呂、サウナ
  • 食事: 夕食・朝食とも2階のビュッフェ「渚」。素泊まりの設定もある
  • 駐車場: 無料・60 台
  • 言語: 公式サイトに英語・中国語・韓国語のページ


3. ラビスタ函館ベイ — 豊川町・赤レンガ倉庫前

金森赤レンガ倉庫まで徒歩約1分。13階屋上の露天から、函館山と港をひと続きに見渡す一軒。

335室、大規模の温泉付きホテル。

目安価格 ¥21,000–¥32,000 / 泊 (2名1室・通常期)


ラビスタ函館ベイ — 函館市豊川町 · 13階屋上の露天風呂、格子越しに函館山の裾と函館港
PHOTO: ラビスタ函館ベイ — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

ベイエリアの真ん中で湯と眺めを両立させる宿として選びました。13階屋上の露天は岩風呂、陶器風呂、檜風呂など趣の違う4種の湯船を並べ、格子の向こうに函館山の裾と港が広がります。金森赤レンガ倉庫まで徒歩約1分、八幡坂まで約13分、函館山ロープウェイまで約15分と、坂の街へ歩いて入れる位置にあること。そして市電の魚市場通電停から徒歩約5分で、駅や湯の川へも線路でつながることが理由です。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、食事への言及が群を抜いて厚く、朝食ビュッフェがその中心にあります。客室からの眺め、露天風呂、観光地への近さにも一定の声が集まり、朝食と立地で選ばれている宿という輪郭がはっきりしています。総合評価の水準は今回の5軒のなかでは中位にとどまり、規模の大きさゆえに時間帯によって館内が混み合う点は織り込んでおきたいところです。

向く人 / 向かない人

  • 向く: 赤レンガ倉庫と元町の坂を歩いて回る旅、朝食を旅の目的のひとつに置く人、露天から夜景を眺めたい人
  • 向かない: 広い客室を求める人(最小は15㎡のシングル)、静けさを優先する滞在(335室)、駅前で完結させたい短い乗り継ぎ(JR函館駅から徒歩約15分)

具体情報

  • 最寄り: 市電・魚市場通電停から徒歩約 5 分、JR函館駅から徒歩約 15 分(公式案内)
  • 客室サイズ: 15〜43 ㎡(6タイプ・335室)
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
  • 温泉: 13階屋上に露天と内湯、サウナ。函館温泉(加温)、ナトリウム・塩化物強塩泉
  • 食事: 朝食バイキング「北の番屋」
  • 駐車場: 170 台・先着順、1泊1台 1,000円
  • 空港から: シャトルバス「ベイエリア前」下車、徒歩約 1 分
  • 別館: ANNEX が2023年2月に開業


4. 函館国際ホテル — 大手町・市役所前

駅とベイエリアの中間に3棟435室。本館13階の湯と西館8階のスカイラウンジから、港の灯りを見下ろす一軒。

435室、3棟構成の大規模シティホテル。

目安価格 ¥14,000–¥22,000 / 泊 (2名1室・通常期)


函館国際ホテル — 函館市大手町 · 港側に窓を巡らせたスカイラウンジ、夜の函館港を望むカウンター席
PHOTO: 函館国際ホテル — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

駅と倉庫群のどちらにも歩いて出られる中間点として、編集部はこの宿を挙げました。JR函館駅から徒歩約8分、市電の市役所前電停から徒歩約4分。本館13階には天然温泉の展望大浴場「汐見の湯」があり、強塩泉の湯から港を見下ろせます。西館・本館・東館の3棟に19㎡から120㎡まで17タイプの客室がそろい、人数や予算に合わせて選び分けられる幅の広さも理由のひとつです。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、食事と朝食ビュッフェへの言及が中心で、客室の清潔さと広さ、大浴場、駅からの近さが続きます。フロントの応対に触れる声も一定数あります。総合評価の水準は今回の5軒のなかでは控えめで、棟や客室タイプによって印象が分かれやすい宿と読めます。予約の段階で棟とタイプを確かめておくことが、満足度を左右する傾向が見て取れます。

向く人 / 向かない人

  • 向く: 三世代や友人同士など人数の多い旅(最大120㎡のスイートまで)、駅・朝市・倉庫群を歩いて回る旅程、空港バスで宿の前まで着きたい人
  • 向かない: 小規模で静かな滞在を求める人(435室・宴会場あり)、露天風呂を重視する女性(露天は男性側のみと公式に記載)、ルームサービスを使いたい人(設定なし)

具体情報

  • 最寄り: JR函館駅から徒歩約 8 分、市電・市役所前電停から徒歩約 4 分(公式案内)。函館クルーズターミナルからは経路距離で約 640m
  • 客室サイズ: 19〜120 ㎡(西館・本館・東館、全17タイプ)
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00(延長は1時間 2,000円)
  • 温泉: 本館13階 天然温泉展望大浴場「汐見の湯」。西館からは3階の連絡通路経由
  • 食事: 朝食はビュッフェか和食の御膳の2種
  • 駐車場: 1泊 1,000円
  • 周辺: 金森赤レンガ倉庫へ徒歩約 10 分、元町教会群へ約 15 分、函館山ロープウェイ山麓駅へ約 20 分
  • 言語: 公式サイトに英語・中国語(簡体・繁体)・韓国語のページ


5. ホテルエノエ函館 — 宝来町・函館山の麓

函館山の裾、宝来町電停から徒歩約3分。高層階の窓に津軽海峡か函館湾が入る、坂の麓の一軒。

136室、中規模の宿泊特化型ホテル。

目安価格 ¥8,000–¥12,000 / 泊 (2名1室・通常期)


ホテルエノエ函館 — 函館市宝来町 · ツインルームの窓、家並みの先に海をのぞむ高層階の客室
PHOTO: ホテルエノエ函館 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

坂の取り付きに泊まるという選び方を、抑えた予算で成り立たせる宿です。市電の宝来町電停から徒歩約3分で、函館山と元町は歩く範囲。公式は9階以上を確約する高層階プランを設け、津軽海峡か函館湾のどちらかを望めると案内しています。2階のレストランでは70種類以上を並べる朝食ブッフェを出し、地酒や地元産ワインを置くフリードリンクのラウンジが、歩き終えた夜の居場所になります。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、客室の清潔さへの言及が最も厚く、食事、客室の広さ、観光地への近さが続きます。ラウンジやウェルカムドリンクに触れる声が目立つのはこの宿の特徴で、価格に対する納得感を挙げる声も一定数あります。レビューの蓄積は5軒のなかで最も少なく、評価が固まりきっていない段階の宿である点は割り引いて読む必要があります。

向く人 / 向かない人

  • 向く: 元町の坂と函館山を歩いて回る旅、宿泊費を抑えて食や移動に回したい人、最大5名で一室に泊まる家族(38㎡のファミリールーム)
  • 向かない: 温泉大浴場を求める人(公式の館内施設に記載なし)、駅から歩きたい人(JR函館駅からは車で約5分の案内)、窓の開く客室を望む人(セミダブルは窓が常時施錠)

具体情報

  • 最寄り: 市電・宝来町電停から徒歩約 3 分、JR函館駅から車で約 5 分(公式案内)
  • 客室サイズ: 15〜38 ㎡(6タイプ・136室・全室禁煙)
  • チェックイン: 15:00〜(最終 24:00)/ アウト 〜11:00
  • 食事: 朝食ブッフェ 2,800円、2階レストランで 6:30〜10:00。夕食の設定は要確認
  • ラウンジ: フリードリンクとバイオエタノール暖炉を備える
  • 駐車場: 近隣の契約駐車場 80 台・先着順、1,000円
  • 空港から: 車で約 20 分


よくある質問

Q. ベストシーズンはいつですか?

A. 編集部が推す時期は7月から10月です。露天の湯が冷えすぎず、夕暮れの港と海峡を屋外で長く眺められます。冬は海からの風が強く、露天や坂歩きの時間が短くなりがちです。目安価格は土曜に平日より¥4,000〜¥8,000ほど上がる傾向があり、日程をずらせる旅では平日泊が選びやすくなります。

Q. クルーズターミナルから宿まではどう移動しますか?

A. 若松ふ頭の函館クルーズターミナルから、センチュリーマリーナ函館は経路距離で約400m、函館国際ホテルは約640m、ラビスタ函館ベイは約760mで、いずれも歩ける範囲です。ホテルエノエ函館は約1.6kmあり、荷物がある日は市電かタクシーが現実的です。湯の川へは函館駅前からバスで約15分、市電で約30分です。距離は編集部が地図上の歩行経路で測った概算です。

Q. 英語での案内はありますか?

A. 公式サイトで確認できる範囲では、センチュリーマリーナ函館が英語と中国語、函館国際ホテルが英語・中国語・韓国語、湯の川プリンスホテル渚亭が英語・中国語・韓国語のページを用意しています。館内での応対言語の範囲は宿によって異なるため、食事制限や送迎の要望がある場合は予約前に各宿へ確かめておくと確実です。

Q. 子連れでも泊まれますか?

A. 泊まることができます。センチュリーマリーナ函館は未就学児の添い寝が無料で、ベビーベッドやベッドガードの貸し出しがあります。ホテルエノエ函館には最大5名の38㎡ファミリールーム、函館国際ホテルには46㎡のデラックスファミリールームがあります。貸出品は数に限りがあるため事前の連絡が要ります。

Q. 空港と新幹線駅からのアクセスは?

A. 函館空港からは、湯の川プリンスホテル渚亭がタクシーで約5分、ベイエリアと大手町の宿は連絡バスで約30分が目安です。北海道新幹線の新函館北斗駅からは、はこだてライナーで函館駅へ出て、大手町の2軒へは歩き、ほかは市電に乗り継ぎます。

本記事の参考情報

・北海道開発局「港湾整備によるクルーズ船寄港回数の増加とその効果」(2025年11月27日 局長記者会見資料) — 函館港の寄港回数と乗船客の動向
・函館市 港湾空港部 報道発表(2023年4月27日) — 若松ふ頭への大型船初入港
・函館市公式観光サイト はこぶら — 市電と坂の街の観光情報

編集部から

5軒に通底する物差しは、船が着く地点からの距離と、窓や湯船がどの水面を向いているかの二つでした。函館湾の内海を見下ろす大手町と豊川町、坂の裾の宝来町、そして外海に開く湯の川。同じ「海の見える宿」でも、見えている海は違います。小規模な宿に絞った選び方は別の記事で扱っているので、今回はあえて規模の大きい宿の屋上と高層階に目を向けました。港の灯りを見下ろす夜と、漁火の浮かぶ暗い沖を眺める夜。函館で一泊だけ選ぶなら、どちらの海に向いて眠りたいでしょうか。

次に読むなら

・函館の港を見下ろす小規模宿 Top 5|元町の坂と路面電車、海峡を望む宿選び
・函館から大沼、恵山の岬へ——道南の太平洋に開いた小規模リゾート5軒、津軽海峡の藍を客室の窓に
・電停から坂へ、駅から送迎で山へ——長崎・大浦、立山、風頭山、稲佐山、海外からの旅人に向く斜面の宿5軒を動線で読む
・本州が尽きる岬で、津軽海峡のうねりが漁火を揺らす——下北、仏ヶ浦の奇岩から大間、下風呂の湯けむりへ、最果ての海岸線を継ぐ3泊4日