最新の Picks
一棟貸しが「誰も来ない」を売るとき——日本のヴィラが無人サービスという余白を設計した話
バトラー常駐の東南アジア型ヴィラに対し、日本の一棟貸しは「滞在中、誰も棟に立ち入らない」を価値に据え始めた。屋久島・古宇利島・軽井沢の三軒から、プライバシーと孤独の境界を読むエッセイ。
プールの淵に座る椅子の話——日本のリゾートがウォーターエッジの腰掛けに何ミリの段差を選んだか
水から上がる数分を、椅子の座面高と段差の数ミリでどう設計したか。宮古島・伊良部島の三つのリゾートの水際から、リゾート建築の細部を読み解くエッセイ。
客室棟と母屋を繋ぐ屋根のない通路——日本のヴィラが雨天時の傘の置き場をどう設計したか
梅雨の島で、母屋から客室棟までの屋根のない数十メートルを、宿はどう設計したか。沖縄・百名伽藍、志摩・汀渚ばさら邸、本部・フクギテラスの三軒を、雨の日の動線から読む建築エッセイ。
舳倉島から能登島へ — 復興3年目の能登半島、外海と内海のふたつの島を渡る3泊4日
輪島港の北50kmに浮かぶ舳倉島と、七尾湾の内海に抱かれた能登島。震災から3度目の夏、フェリーと能登島大橋で外洋の島から内海の島へ渡る、復興3年目の能登3泊4日 itinerary。
プールの水位が地平線に揃う高さ——インフィニティの縁が海と継ぐミリ単位の話
縁が消えるインフィニティプールの錯覚は、水面の高さを海面の見え方に揃えた数センチの設計判断で成立する。東シナ海と太平洋に面した沖縄の宿を手がかりに、地平線の継ぎ目がどう設計されたかを静かに読む。
丸の内に57室で戻った国際ブランド——客室数を絞ることで密度を競う都市リゾートを一軒で読む
皇居の森を見下ろす高度に、わずか57室。フォーシーズンズホテル丸の内 東京が、André Fu Studio の全面改装を経て2026年春に再開業。規模ではなく密度で語る都市リゾートを一軒で読む。
「格式」から「体験」へ、国際ブランドが日本の海と山に置き換えた重心の話
アマネム、バンヤンツリー・東山 京都、東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ。国際ラグジュアリーが日本の海・山・古都に置いた三軒を横断し、格式から体験への重心移動を読む。
ゴールデンルートを外れた旅人が、最初に予約する泊数——一泊では足りない宿の輪郭
ゴールデンルートを越えたリピーターが選びはじめた、最低二泊を前提に設計された海辺の宿。沖縄・奄美・宮古島の三軒から、泊数で測られる価値観の輪郭を読む。
画面を持たない数日を売る宿——デジタル・デトックスを滞在の中心に置いた海辺の宿3軒
テレビも時計もない、海前の数日。四国の半島、宮古諸島、奄美大島から、通信を手放す滞在を中心に据えた小規模宿3軒を、海と光の語彙で読む。
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 那覇、2026年1月開業257室の那覇国際通り北端を1軒で読む
2026年1月30日、国際通り北端に降りた257室の都市リゾート。恩納村以北という沖縄リゾートの文法を、空港至近の高層へ移す一軒を、上層階のプロスペクトと慶良間の方位から深く読む。
西表・由布島・小浜・竹富、八重山の四つの島を4泊5日で渡る——海前宿を継いで南西諸島最奥の珊瑚礁に滞在する
石垣を起点に西表・小浜・竹富を結ぶ4泊5日のアイランドホッピング。海前宿を一島ずつ継ぎ、船便と滞在の組み方を地理に沿って整理した滞在型の旅程。
御蔵島を正面に置く溶岩の島——三宅島・坪田、海食崖に立つ一軒
竹芝から夜の客船で約6時間半。活火山・三宅島の坪田、御蔵島を正面に望む海食崖に立つ和室7室の滞在型の宿を、一軒だけ深く辿る。