沖縄県
名護湾に陽が沈む刻を、砂浜ではなく丘の上から待つ——喜瀬、国際ブランドが海から一段高い台地を選んだ一軒を読む
沖縄本島西海岸で、海に接しない敷地を選んだ国際ブランドの一軒。名護市喜瀬、標高約57メートルの台地に建つ97室を、ビーチまで2.0キロという距離と日没方位の数字から読み解く。
九月の海は、八月から〇.八度しか下がらない——水温の頂点と渚の宿の相場が、学校暦の一日でずれるということ
気象庁の平年値では日本沿岸23海域の海面水温のピークはいずれも7月下旬〜8月下旬にある。だが8月から9月への低下は0.5〜0.8度に過ぎず、南西諸島の海は10月中旬でも27度前後を保つ。いっぽう渚の宿の相場は9月1日を境に2割から5割下がる。水温と価格、ふたつの曲線のずれを小浜島・本部町・白浜町の三軒から読む。
本部の港から30分、東シナ海に岩の頭が突き出す——伊江島、城山の影が落ちる集落に灯る小規模宿5軒を地図で読む
本部港からフェリー30分。標高172mの城山がそびえる伊江島に、伊江港から2キロ圏で灯る小規模宿5軒。港からの距離順に並べ、地図で滞在の位置を読む。
太平洋に朝陽が昇る側の丘に、久高島の島影が横たわる——沖縄南部、知念から百名・玉城へ、東海岸に散った独立棟5軒を地図で読む
沖縄本島南部・南城市の東海岸。知念から安座真、久手堅、仲村渠、玉城さちばるへ、太平洋の朝の光に正対して建つ全棟独立型の一棟貸し5軒を、棟数・広さ・目安価格と地図で読み解く。
三十万を超えたインドの旅人が、菜食の食卓と英語の予約を渚に求め始めた年——大人数の祝祭にも開く海辺の宿5軒
菜食の食卓と英語で完結する予約、大人数で集う懐を海辺に求める旅人へ。公開レビューデータを集計し、その条件を備えた沖縄の海前リゾート5軒を選ぶ。
やんばる、緑と海のあいだの独立棟5軒——国頭から大宜味・東へ、地図で読む一棟貸しの旅
世界自然遺産の森を背に、東シナ海の凪を前に。国頭・大宜味・東の三村に散った一棟貸し・独立棟5軒を、島の北端の地図に落とす。
東洋一と呼ばれる白砂の弧が礁湖の沖に浮かぶ——沖縄・久米島、はての浜に正対した海前宿を地図で読む5軒
沖縄本島の西100キロ、久米島の東沖に浮かぶ純白の砂洲「はての浜」。朝いちばんの船で渡れる海前の宿を、イーフビーチと西のシンリ浜から地図で継いだ5軒。
南の島のヴィラ、網戸の目が選ぶ海風と夏の虫——石垣・宮古・奄美の独立棟をめぐる午後
海風を招き、夏の虫を線引きする——網戸のメッシュと窓の開き方という視点から、石垣・宮古・奄美の独立棟ヴィラ3軒をたどる南西諸島のエッセイ。
二度目の日本を、外国の旅人は本島ではなく離島で始める——リピーターの重心が渚の外側へ動いた話
二度目、三度目の日本を、外国の旅人は本島ではなく離島から始める。長崎・五島、鹿児島・奄美、沖縄・宮古——距離の順に三つの島の宿から、渚の外側へ動いた旅の重心を読む。
伊良部大橋の先、リーフの遠浅がインディゴから翡翠へ移る崖に——ラグジュアリーコレクションが伊良部島に置いた58室の一軒を読む
伊良部大橋を渡った先、珊瑚礁のビーチに面した崖に立つ全58室のラグジュアリーコレクション。日本の南西端が持つ国際水準のビーチフロント・リゾートを、地理と設えの余白から一軒だけ深く読み解く。